カラダの疲れをとる方法!薬?栄養ドリンク?サプリどれがいい?
年齢とともに、「なんだか疲れやすいな」
なんて感じる機会が増えたりしてませんか?
疲労は放っておいてもいいことなし!
ゆっくり休んでも取れない疲労には、時にはお薬も有効です。
というわけで、今回は疲れに効く薬について。
ドラッグストアで簡単に手に入る市販薬や漢方、
サプリを紹介していきます。
この記事の目次
年を重ねるごとに疲れが溜まりやすくなる?
疲れを放置したままでいると、脳は体を休めようと信号を出します。
突然の眠気や集中力の低下は疲労の合図。
これを放置していては仕事や日常の生活にも支障が出てしまいますし、
そのままでは免疫力の低下を招き風邪なども引きやすくなってしまうのです。
そうならないためにも
早く対策をしたいですよね。
正常な状態であれば私たちの体は
毎日きちんと疲労を回復してくれます。
特定の疾患が理由であることを除けば、
人間が疲労を感じる原因は疲労物質が
体内に滞ってしまっているせい。
ヒトは年を重ねる毎に代謝が低くなっていくので、
疲労回復も遅くなってしまうのです。
でも【年】だからしょうがないとあきらめる必要はありません。
ほんの少し必要な栄養を補えば、
まだまだ疲れもとれやすくなりますし、
ハツラツな毎日を送ることが出来ます。
疲れに効く薬といえば、滋養強壮剤?
滋養強壮剤といわれる物の中で、
医薬部外品の【栄養ドリンク】が一番多く利用されています。
コンビニやドラッグストアで簡単に
購入することができますよね。
気軽に購入できるものではありますが、
栄養ドリンクを飲んだからと言って、
そんなに効果を感じるかと言ったら・・・
錠剤や養命酒も滋養強壮剤
栄養ドリンク以外では、
医薬部外品や第3類医薬品のアリナミンやキューピーコーワなどの
錠剤タイプの滋養強壮剤、また養命酒などもそうです。
これらは一部ドラッグストアでしか、手に入らないですよね。
効き目もやっぱり栄養ドリンクよりも
効く感じがしますよね。
一番おすすめの女性向け滋養強壮剤といえば
やっぱりエーザイの第3類医薬品の「チョコラBB」シリーズ!
出典:amazon
ドリンクに錠剤、ジュース感覚でリフレッシュにピッタリのものなど、
とにかく種類が豊富なのであなたに合うものが必ずあるはず。
そんな中でも一晩寝ただけじゃ取れない頑固な疲れには、
「チョコラBBドリンク」がぴったりです!
このドリンクタイプは3つの種類に分かれています。
肉体疲労や風邪のひき始めにピッタリで
さわやかなホワイトグレープ味のチョコラBBロイヤル。辛い疲れを13種類もの成分が徹底ケアしてくれるチョコラBBハイパー。
ちょっとした疲れも早めにケアしたい人向けで
カロリー低めのチョコラBBライト2があります。目的や疲れの度合いに合わせて選べるのがいいですね。
チョコラはほかにも肌荒れに効くもの、
口内炎に効くもの…といったように種類がいろいろ。
疲労に伴い別のお悩みも併発している場合は、
これらのシリーズを服用するのが賢いと言えるでしょう。
ハイチオールCは肌にもいいからWでうれしい
また、疲労と肌のお悩みを同時に解決したいなら、
エスエス製薬の「ハイチオールCプラス」もおすすめ。
こちらは代謝を高めることで疲労を回復し、
同時にメラニンを排出して頑固なシミを撃退してくれます。
シミやそばかすと全身の倦怠感に
お悩みの方、ぜひお試しくださいね。
疲れに効く漢方
ドラッグストアに売っている市販薬といえば、
漢方も無視できません。
東洋医学や漢方というと敷居が高くちょっと難しい、
というイメージがあるかもしれませんが、
最近はドラッグストアで購入できる市販の漢方も増えましたよね。
「どの漢方がどんな人に向いているのか」も分かりやすく記載されているため、
気軽に手に取れるようになりました。
漢方と西洋薬には大きな違いがあります。
西洋薬は体に不足したエネルギーを直接補うことで、
疲労を回復する機能を一部肩代わりするようなもの。
反して、漢方は疲労そのものに対する考え方が異なります。
東洋医学では体を巡る「気」と「血(けつ、と読みます))」と「水」の3つのバランスが重要とされ、
疲労の正体は「気」と「血」の滞りであり、
この二つを補い巡らせて正常な機能を取り戻すことで改善できると考えられています。
つまり、漢方は疲労に直接働きかけるというより、
体の機能をサポートすることで体質そのものを改善することを目的としているのです。
ゆえに、正直言って西洋薬のような即効性はありません。
しかし、慢性的な不調の根本からの解決を望むのであれば、
やはり体質改善が一番です。
これを機に、あなたも漢方で体質改善を目指してはいかがでしょうか?
今回は疲労の種類を二つにわけ、
それぞれに合った漢方を紹介します。
疲労にいい漢方は?
まず、動くと疲れてしまうタイプ。
休めば少し良くなるけれど、朝起きるのに時間がかかってしまったり、
電車などではすぐに座りたくなってしまう…。
夏はいつもバテてしまい、食欲が落ちてげっそり…。
そんなタイプのあなたには、
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)がいいでしょう。
胃腸の衰えによる食欲不振や、疲労倦怠、虚弱体質、病後・術後の衰弱に効果的です
もう一つは疲れて動けないタイプ。
休んでも疲れが取れず、朝起きれない。
髪や肌も荒れて、常に横になりたい…。
そんな人には十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)
疲労倦怠のほか、手足の冷えや貧血、病後・術後の体力低下に効果的です。
薬や漢方は副作用もあるので、頼りすぎは・・・
さて、ここまで滋養強壮の働きのある
医薬品~漢方までまとめてきましたが、
頼りすぎには注意が必要です。
飲み過ぎなどはもちろん体によくありませんし、
それは副作用があるからです。
例えば、胃が荒れがちになってしまったり、
便秘、頭痛などの可能性もあります。
もしくは、時間が経ち、効果が薄れてきた時の
倦怠感などもありますよね。
なので、本当につらい時だけの利用にする、
摂取量は必ず守る、他のクスリを飲んでいるときは
飲むのを避けるなどは徹底したいです。
コストや副作用が気になるならサプリもあり
薬を長期で飲み続けると、
コストだけではなく副作用が気になります。
疲労の原因が生活習慣や栄養不足であるならば、
それらを意識して少しずつでも改善していくのが一番ですね。
その手助けとして、健康補助食品である
サプリメントを利用するのもいいでしょう。
サプリメントはあくまでも食品。
副作用はありませんし、
忙しい現代人が不足した栄養を補うのにはぴったりです。
疲れに有効なサプリの選び方は?
とにかく今ある疲れを取りたいのか?
それとも、これから予想されるであろう疲れを予防したいのか?
はたまたその両方なのか?
目的によって、選ぶべき成分が変わってきます!
今抱えている疲れを取りたいなら、
エネルギーの生産を増やして代謝を活性化させる成分が効果てきめんです。
有名な成分としてはクエン酸。
サプリの他、パウダーとしても販売しています。
その他Lカルニチン、オルニチン、ビタミンB1なども有効です。
疲れ予防には抗酸化成分が効果的
ポリフェノールやビタミンC、ビタミンE、
緑茶カテキンもいいですね。
中でも、やはりビタミン類は重要です。
現代人はビタミン不足が目立ちますので、
マルチビタミンのサプリメントが一つあれば、
疲労だけではなく肌荒れや
その他のお悩みも効率的な改善が期待できるといえるでしょう。
回復しつつ予防したいんだけど・・・
今ある疲れを回復しつつこれからの疲れも予防したい!、
という忙しいあなたには、
コエンザイムQ10やアスタキサンチンがおすすめです。
コエンザイムQ10というと美容成分としての認識のほうが強いかもしれませんが、
実はその効果は美容面だけにとどまりません。
コエンザイムQ10は細胞のエネルギー生産のすべてに関わり、
エネルギー燃焼を促進します。
そのため、疲労だけではなく冷え性や肩こりにも効果があるんです。
もちろん、ダイエットや美肌にも効果あり。
疲れに悩む女性にとって、こんなに嬉しい成分はないかもしれませんね。
そして同じく美容成分として有名なアスタキサンチン。
このアスタキサンチンを摂取すると、本来エネルギー源である糖に
代わり体に蓄積された脂肪が優先的に利用されるため、
エネルギーを温存することができるといいます。
また、高い抗酸化力を持つため、
運動で生み出される疲労物質の量も抑えることができます。
ここまで紹介した成分はそのままサプリメントとして数多く販売しています。
食事や生活を改めつつ、日常のサポートとしてぜひ試してみてくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は疲れに効く市販薬、漢方、
そしてサプリメントについてお話ししました。
生活の質を上げるためにも、疲労は早めに対処するのが吉ですね。
大事なのは、睡眠と休息をきちんと取り、
生活リズムを正して栄養バランスの良い食事を意識すること。
それでも解決しないときは、
今回紹介した薬やサプリメントを使用してみてください。
きっと、あなたの毎日が生き生きとする手助けをしてくれるはずですよ。